ブログ=2021年11月24日水曜にNHK総合チャンネルで放送された「クローズアップ現代+ ピーター2.0 サイボーグとして生きる 脳とAI最前線」がとても興味深かったのでまとめた=2021年11月27日
*記事投稿年月日=2021年11月27日
*記事更新年月日=2021年11月27日
#ネオヒューマン
— J (@jxxgod) November 26, 2021
2021年11月24日水曜にNHK総合チャンネルで放送された「クローズアップ現代+ ピーター2.0 サイボーグとして生きる 脳とAI最前線」がとても興味深かったのでまとめる。ピーター・スコット・モーガンさんは4年前に全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病ALSと診断された。
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ピーターさんはイギリス人男性で63歳。4年前に余命2年と診断された。それからピーターさんは自分の体にたくさんの機械をつけた。呼吸や水分栄養補給や会話など失われる体の機能を機械に置き換えた。「ネオヒューマン」や「ピーター2.0」や「人類初サイボーグ」を自称している。
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ピーターさんはインペリアル・カレッジ・ロンドンでコンピューティングサイエンスの理学士号と博士号を取得。インペリアル・カレッジ・ロンドンはオックスフォード大学やケンブリッジ大学と並ぶイギリス6大大学であるゴールデントライアングルを形成する1校で世界ランクは東大より上。
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ピーターさんは2016年に北極圏にオーロラをみる旅にでかけた時に片方の足元がふらつくなど自身の異変に気付いた。機械を使って難病を克服することに挑戦している。東京大学先端科学技術研究センター教授、稲見昌彦、「サイボーグとは人が機械と一体化して機能しているシステム」。
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ピーターさんのサイボーグ化を進めるためのリモート会議にはアメリカの半導体メーカー(インテル)や中国のパソコンメーカー(おそらくLenovo)など名だたるたくさんのIT企業の技術者たち。企業や国境の壁を超えて技術を持ち寄っている。ピーターさんは目の動きで文字を入力。
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声を失う前のピーターさん声をAIが約30時間学習。ピーターさんが目の動きで入力した文章を声を失う前のピーターさんの声でAIが発声。難病にかかり絶望するピーターさんを助けたのはかつて博士号まで取ったロボット工学の知識。医療だけではなくITで難病を克服することを目指している。
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ピーターさんは同性パートナーのフランシスさんとイギリスで最初に結婚式を挙げ法的にも公認された同性カップル。ピーターさんはフランシスさんと一緒に再び時代の最先端に挑戦している。ピーターさんは2018年から体に多数の機械をつけ始めた。まだ体の多くは機能したが先手を打った。
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ピーターさんは胃に穴を開けチューブで栄養を送り込む機械を背中につけた。ALSになると食べ物を飲み込めなくなるため。また小便と大腸を膀胱と大腸から吸い上げる機械も背中につけた。ALSになると大便や小便を尿道や肛門から排泄できなくなるため。またALSの死因の1つが誤嚥性肺炎。
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ALSになるとツバやタンを食道を通して胃に飲み込めず気道を通って肺に入って炎症を起こす。誤嚥性肺炎を防ぐため食道と気道を切り離してツバやタンが気道に入らないようにした。喉に穴を開け空気を送る機械を気道に繋いで呼吸できるようにした。ALSになると自発呼吸できなくなるため。
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生命維持装置をすべて格納したのが車いす。車いすにつけられたたくさんの機械がピーターさんの呼吸や栄養水分補給や排泄をしている。ピーターさんの顔を3Dスキャンして3DCGアバターを作った。先に紹介したAIが発声した声に合わせアバターが表情を変え表情でも意思を伝達可能にした。
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将来的には車いすに太陽電池を取り付け生命維持装置の電力をすべて太陽電池で賄いたい。ピーターさん「私は全身が動かなくなる現実を変えたかった、こういう人は事故や病気や生まれつきや老化でいる、究極的には誰もがそういう不自由さから解放されるべき、幸運にも私はその第1号」。
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ピーター「もちろん怖い、しかし絶望の中でも常識を打ち破り宿命にあらがい自ら運命を切り開くことで生きた証を未来に残せる」。ピーターは自らを実験台にして得られたテクノロジーを様々な人が利用できるように財団も設立した。ピーター「元の体が動くように生きたいとは思わない」。
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ピーター「当たり前と思っていた常識を打ち破れるから、例えば眠りながら食べることができる、夜中にトイレに起きることもない、どんな言語も話せる、プロの歌手より音域も広い、私の生活の質は向上した、さらにワクワクすること、コンピュータやAIの性能が上がると私の力も上がる」。
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ピーターさんは「コンピュータは2年で2倍進化する(ムーアの法則)、20年で千倍進化する、私のQOL(=生活の質)はどんどん良くなる、アバターも日々進化している」と言って最新のアバターを紹介した。そのアバターはまるでピーターさんの実写動画かと思うくらい精密な3DCGアバターだった。
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稲見昌彦氏「『第6の指』を東大と電気通信大学とフランス国立科学研究センターと開発している。『第6の指』は小指の横に取り付け腕から手への神経電気信号を読み取ってあたかも6本目の指のように開いたり閉じたりできる」。『第6の指』に合わせて小指が動くことはない。
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稲見昌彦氏「『第6の指』を外すと喪失感がある」。それはあたかも事故や事件などで左腕を失ったが脳には左腕を動かせる感覚が残るかのようである。稲見氏「我々はスマホを進化や能力の一部として使っている、サイボーグは生活に既に溶け込んでいる」。ピーターは最近自伝を出版した。
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ピーターさん「自伝を出版したことで疑問や批判の声が多くなった、最もバカげた批判は私の挑戦は正しくないというもの、しかし常識は時代と共に進化する、女性の役割や老化や同性愛についても常識は進化した、既存の常識を打ち破るのが人間」。
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稲見昌彦氏「今までの人は生まれてから緩やかに死を迎えていた。ピーターさんは技術の力で医療の限界を突破しようとしている、そして新しい考え方や新しい生き方を世に問いたい、そういう前向きな姿勢から我々は学ぶことが大きい」。
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NHKアナウンサー井上裕貴「ALS患者全員がピーターさんのようになれるわけではない、しかしピーターさんは自分を変えるだけではなくその姿を見せることでALS患者を取り巻く環境やたくさんの人々の意識を変えようとしている」。
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脳とAIを繋げる技術1。東京都渋谷区にあるブレインテックコンソーシアム。藤井直敬代表理事は脳科学者。東北大学医学部卒業、同大大学院にて博士号取得。フランスのベンチャー企業が開発した茶碗型装置を後頭部に装着。脳で数字を念じるとパソコン上に数字を入力できる。
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脳とAIを繋げる技術1続き。脳で数字を念じると後頭部から脳波が出る。その脳波の意味を茶碗型装置が読み取っている。俺「街で『清めさせてください』と言っておでこに手をかざしている人たちは脳波の多くは後頭部から出ているので後頭部にも手をかざさないといけないよねw」。
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脳とAIを繋げる技術2。ALSで両腕が動かなくなった外人男性。念じるだけでパソコンを使って検索したり文字入力をできる。心臓などの血管を広げる治療で使うステントの形をしたセンサー。脳の真ん中の表面を走る太い血管の中にカテーテルを使ってこれを配置する。
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脳とAIを繋げる技術2続き。センサーで捕らえられた脳波は頭や首の中に配置された細い線を通して有線で首元に埋め込まれた発信機に伝えれる。発信機は首元の皮膚の反対側に設置された装置に脳波を送る。装置は脳波を分析してパソコンの操作をパソコンに無線で伝える。
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脳とAIを繋げる技術3。AIで脳を助ける分野で今最も注目されている企業の1つがアメリカのロサンゼルスにある。ヘルメット型の装置はレーザー光線を使って大脳皮質を流れる血液量と酸素量の変化を詳細に捕らえる。この装置は脳波を計るよりもはるかにたくさんの情報を脳から得られる。
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脳とAIを繋げる技術3続き。その大量の情報をAIに学習させる。するとAIが脳の状態に合わせて何を食べるべきかや誰が書いた本を読むべきかやどんなテレビ番組を見るべきかを提案してくれる。この会社はカーネル。CEOはブライアン・ジョンソン。
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脳とAIを繋げる技術3続き。ブライアンは米ユタ州にあるブリガムヤング大卒でシカゴ大学院でMBA取得。これまでもこれからもたくさん起業している。モバイル決済企業のBraintreeを2007年に設立し2013年にペイパルに売却。2014年にベンチャーキャピタルのOS Fundを設立。
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脳とAIを繋げる技術3続き。2016年に脳神経技術企業のKernelを設立。ブライアン「脳は人体で唯一解明できていない臓器、目のすぐ後ろにあるのに面白い(アメリカンジョーク)、AIなどの最先端技術を駆使すれば脳を解明できる」。
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脳とAIを繋げる技術1。ブレインテックコンソーシアムで脳で数字を念じるだけでパソコンに数字を入力できるを体験したNHKアナウンサー保里小百合(ほりさゆり)「自分の能力が拡張したように感じた」。
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ピーターさん「人類はAIをライバルではなくパートナーにすべきと主張してきた、人類とAIは合唱すべき」。NHKアナウンサー保里小百合(ほりさゆり)「ワクワクする一方で不安も感じる、AIと繋ぐことで脳にダメージはないのか?、思考がAIに乗っ取られるなど倫理的な問題もあるよね?」。
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ピーター「私とAIとの関係は私と同性パートナーのフランシスとの関係に似ている、お互いに支配するされる関係ではなくあくまでパートナー、AIが私をより良い方向に導いてくれるなら何も問題ない、もちろんAIに私の意思を無視されたくない、フランシスのように無視しないで欲しい」。
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ピーターさん「でも私の意思を少し手放してもAIと協調したい」。NHKアナウンサー保里「ブレインテックコンソーシアムで怖さも少し感じた、私が考えていることをAIが読み取る、これは例えば私が考えていることのコピーを取られる怖さがある」。
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稲見昌彦氏「ある人の行動履歴や脳活動を記録学習してその人と同じように判断するデジタルクローン(=ヒューマンデジタルツイン)という技術も研究が今始まっている」。NHKアナウンサー保里「それは期待と怖さの両方を感じる」。稲見昌彦氏「悪いことに使おうと思えば使えてしまう」。
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稲見氏「そういう悪影響も含めて様々な課題やメリットとデメリットを洗い出して分かった上で利用していくことが大切」。ピーターの同性パートナーフランシス「私はピーターのデジタルクローンを間違いなく愛せる、40年以上誰かを愛したらその人の死で心の中の愛が消えることはない」。
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ピーターさんの同性パートナーフランシスさん「今のピーター自身よりAIピーターはより賢くてより面白くなるみたい、今のピーター自身は冗談がへた(イギリスジョーク)、とても興味深い状況、私は機械と相思相愛になるかも」。
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俺「ソニーが発売したアイボというロボット犬も長く飼った人は愛着を抱く、人が愛情を抱く対象は生物に限らず無機物でも良い、だから人はデジタルクローンにも愛情を抱く」。稲見氏「SFの話が現実に起きている」。ピーター「私の人生のゴールは人間という存在に革命を起こすこと」。
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ピーターさん「人類は生物として今進化できない、一方AIとロボットは加速度的に進化してる、私は人類が進化の波に乗り遅れてほしくない、老いや病気によって力を失う恐怖から逃れられる時代の夜明けに私たちはいる、貧しい地域でもAIと生きるようになる」。
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ピーター「私のようにAIと融合し人類の定義を広げる人もいるでしょう、人間とAIが融合するネオヒューマンは理想の自分を実現する、これは遠い未来ではなくたった数十年後の話」。稲見氏「人の体は機械に置きかえてこれからどんどん進化できる、愛情は技術が進んでも普遍的なもの」。
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NHKアナウンサー井上裕貴「人類が多様な社会を目指す中でそこにサイボーグが加わる、社会の幅が広がる」。以上。